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腸内環境ケアで頭と髪の臭い対策|私の実践法と体験記録③

秋の季節、屋外で陽の光を浴びて笑顔な男性の横顔

はじめに ― 腸内環境と頭・髪の臭の関係

頭皮や髪の臭いは、外的要因皮脂酸化、頭皮真菌、頭皮細菌、空中浮遊細菌などだけでなく、内的要因腸内バランス、代謝、解毒機能の影響を強く受けます。

「頭髪異臭君」の特に「通年型」、「頭皮脂君」のケースでは、腸内環境ケアも大事と感じています。

腸には頭皮の約100倍の菌が存在し、腸内の環境が乱れると、ガスや代謝副産物が血液を通じて全身に巡り、皮膚や頭皮から毒素である臭いとして排出されます。

何故か?

それは生命維持活動が最優先されるべきで、毒素は体外に出す必要があり、体臭は生命維持活動にとって二の次だからです。

シンプルにいうと、体内に「毒素」を留めないよう外に排出するのが身体に備わった基本機能と思います。

体臭が強い人は恐らく体内に根本原因があると考えています。そのため、表面的な「外だけのケア」だけでなく「内側からのケア」を組み合わせることが重要と思います。

私が腸内環境ケアに取り組んだ理由と好転体験のきっかけ

私は冬型の「頭髪異臭君」をケトコナゾールの頭皮ケアで好転体験を感じましたが、通年型は不十分です。

色々と調べた結果、腸カンジダ症・SIBO(小腸内細菌異常増殖症)・リーキーガット症候群など、腸のトラブルが臭いに関与している可能性が高いと分かりました。

 腸内カンジダ除菌に関連しては、医師処方薬としてナイスタチンフルコナゾールといった薬剤が存在することは調べて分かりました。ただし、これらは肝機能への影響などリスクもあり、私は使用していません。

私はむしろ、健康的に取り組める方法として食事ケアやサプリメントを優先しました。

(冬型の私と違い、通年型は視野に入れるべきと勝手に考えています)。

食生活を「5F(シュガー(砂糖)・カゼイン(乳製品)・グルテン(小麦)・カフェイン(コーヒー)・アルコール(酒)のフリー)」を極力意識した食事に改め、サプリメント排毒サポートを組み合わせたところ、私の場合、体全体の臭いが軽くなったように感じました。

「頭皮脂君」の場合も、腸内ケアだけで変化を感じられる日が増えた気がします。

さらに、これはお恥ずかしい話なのですが、大事なことなのできちんと明記します。

体臭に悩む方の中にはご存知の方も多いと思いますが、男性にとって「オナ禁」は体臭を抑える効果があると感じます。私は約300日間、この効果を検証した経験があり、特に5Fと組み合わせることで抑制効果がより高まると感じました。ただし、本来の効用は体臭の軽減というより、脳の疲労感が減り、思考力や集中力が持続しやすくなるなど、生きる活力そのものを全体的に高める点にあると思います。

因みに、腸内真菌の一つであるカンジダ属は 国立感染症研究所「カンジダ症(2023)」 において、常在菌でありながら条件次第で症状を起こすとされています。日和見菌ですが、悪玉菌が優勢になると悪い方に加担する厄介な真菌です。

腸内環境ケアの基本戦略(4R実践法)

4Rの具体例を以下に列挙しますが、Removeだけでも私の場合、かなり好転体験を感じました。

Remove(除去)-食品の見直し

5Fの中でも、シュガー(砂糖)・カゼイン(乳製品)・グルテン(小麦)など腸の炎症や真菌増殖に関与しやすい食品を減らす

Replace(補充)-消化と栄養サポート

消化酵素や胃酸の補助、食物繊維で消化を支える

Reinoculate(再植菌)-善玉菌の補給

プロバイオティクス(善玉菌)やプレバイオティクス(善玉菌の餌)で善玉菌を定着

Repair(修復)-腸粘膜のケア

ビタミンC・B群、亜鉛、グルタミンなどで腸粘膜を保護

※効果や適合は人によって異なります。専門医療機関や管理栄養士に相談することも選択肢です。私はChatGPTを強力な参謀として活用しています。

私の腸内環境ケア(スケジュールと経過記録)

概要スケジュール表(全体像)

私は「冬型」ですが、「通年型」にどこまで効果的か不明です。

繰り返しになりますが、私を含めた「冬型」は体の外なので比較的取り組みやすい印象ですが、「通年型」は体の中の要因が関与するため、非常に把握しづらい。だからこそ「通年型」は「血液検査」と「尿有機酸検査」が手掛かりとなる、と勝手に考えています。この「血液検査」と「尿有機酸検査」から入って好転体験をした「通年型」を私は知っているのでこう言っております。

<概要スケジュール表> 

※自分の体調変化に応じて微調整しています。サプリメントは全てiHerbからの購入。5Fの観点は、私が特に偏りがちな「果糖ブドウ糖液糖」「お酒」「ご飯通常1.5杯」を改善したく優先順で記入。

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ステージ5Fの観点摂取のタイミングと錠数
①セラペプターゼ②NAC(N-アセチルシステイン)③オレガノオイル④活性炭
⑤ビタミンB(B6・B12含む)⑥プロバイオティクス(善玉菌)⑦ビタミンC
1週目

慣らし時期 
✖果糖ブドウ糖液糖
✖お酒
〇ご飯1杯
✖小麦珈琲
起床直後
(空腹)
①1錠
②1錠
朝食前30分
③1錠
朝食後
1.5h~
④1錠
お昼後
⑤1錠
夕食前
30分
③1錠
夕食後
1.5h~
④1錠
就寝前
⑥1錠
⑦1錠
2~3週目

本格時期 
✖果糖ブドウ糖液糖
✖お酒
◎雑穀米
✖小麦珈琲
起床直後
(空腹)
①1錠
②1錠
朝食前30分
③2錠
朝食後
1.5h~
④2錠
お昼後
⑤2錠
夕食
前30分
③2錠
夕食後
1.5h~
④2錠
就寝前
⑥2錠
⑦2錠
4週目

クローズ期

(修復) 
✖果糖ブドウ糖液糖
✖お酒
◎雑穀米
✖小麦珈琲
起床後
(空腹)
②1錠
朝食前30分 
朝食後
1.5h~
⑤1錠
⑦1錠
お昼後
-  
夕食
前30分 
夕食後
1.5h~
⑤1錠
⑦1錠
就寝前
⑥2錠

実績表(週単位の体感記録)

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1週目 

慣らし期
✖糖
✖酒
✖飯1杯
✖小麦

✖珈琲
①食事・飲料系の実施
②サプリメントによる体調
(腹痛、だるさ、精神面、睡眠など)
③体臭効果
(お通じ・おなら・小便・頭皮臭・顔面臭・耳裏臭・脇臭・上半身臭・口臭) 
08/08 金自己評価
9点/10点
飲み物はお茶か麦茶で徹底、ご飯も朝晩とお茶碗一杯ずつに変更(以前は1.5杯)
②おならの頻度増加は気のせい程度。夕食後にダイオフ症状としてお腹が少し痛かったかも。おしっこが何かいつもと違う。説明しにくく恐らくサプリのせい。
③1日の終わりで感じたことは、何となく頭皮臭が少なくなったような、気のせいかも。
08/09 土自己評価
9点/10点
お茶と麦茶と水で徹底。ご飯も朝晩で一杯ずつを維持。
②朝は茶便だが昼は活性炭によりる黒軟便でニオイ強くデトックス感あり。
頭皮臭をはじめ、身体全体の体臭が軽くなっている気がする。
08/10 日自己評価
9点/10点
お茶と麦茶と水で徹底。ご飯も朝晩で一杯ずつを維持。
②朝と昼の2回、活性炭による黒柔便でニオイ強くデトックス効果を感じた。腹痛も数分程度。
頭皮の皮脂量は相変わらず多いが、臭いがかなりマイルドになってきた感じ。
08/11 月自己評価
7点/10点
①ランチに家族と回転寿司で10皿、ご飯結構食べた。たまには息抜き。
②昼の便は、黒さとニオイが弱まった気もする。
汗や皮脂の分泌量は顔面や頭や耳裏や脇など変わらずじっとり出るが、皮脂や汗のニオイを嗅いでも臭くない感じ。ニオイは皮脂の過剰分泌のせいとネットで言われるが、厳密には違うと実体験から言える。
08/12 火自己評価
9点/10点
飲み物はお茶か麦茶か水で徹底、ご飯も朝晩とお茶碗一杯ずつのみ。間食も継続して取っていない。
ダイオフとしての腹痛のタイミングがバラついて読めない。少しお腹が痛い程度で、気づけば痛みは消えている、そんな感じ。
体臭は普通の人と同じレベルに来た感じ。耳裏の好転体験は一番好転体験が遅かった。ただ、全体的にこんなに早く体臭軽減を感じるとは驚き。
08/13 水自己評価
9点/10点
①昨日と同じ
②昨日と同じ
③昨日と同じ
08/14 木自己評価
8点/10点
①昨日と同じ
②昨日と同じ
③昨日と同じ

1週目のまとめ(慣らし期)

・初めて試すので不安もあったが、全体的な体臭軽減を感じた。こんなにも早く感じるとは驚いた。

活性炭による黒便や便臭の変化あり。時には下痢に近いものもあったと思うが基本は軟便。

タイミング不明の腹痛あり(腸カンジダ菌の死滅サインである好転反応ダイオフ現象の1つ。全然我慢できるレベル、瞬間的で継続性なく、ふと気づくと消えている)。

食事は白米1.5杯から1杯を維持し、解毒作用の肝臓機能に悪さをする「果糖ブドウ糖(野菜ジュースなど全て)」は完全にカット、アルコールも完全カット。

体臭軽減を感じた、皮脂の過剰分泌は気になるので、ChatGPTと相談し、白米を雑穀米に切り替える予定。

気づき(腸と皮膚の深い関係)

私の場合、腸内ケアの実践によって体臭の軽減は体の多くの部位(頭皮・顔面・耳裏・ワキ等)で感じています。実体験からの感想としては、

腸と皮膚の関係は非常に深いということ(腸皮膚軸と言います)

ニオイの原因はよくネット上で「皮脂の過剰分泌」と言われますが、厳密には違うとハッキリ認識しました。

皮脂の過剰分泌のプロセスと体臭良化の考察

白米は、消化吸収が早く血糖を一気に上げる (※白米のGI値88は、高い部類らしい)

白米摂取→ 血糖が急上昇 → インスリン大量分泌 → IGF-1(インスリン様成長因子)増加 → 皮脂腺細胞が増殖 → 皮脂分泌を促進

オリジナルの予定はあくまで予定であり、白米から雑穀米に次の週から変えたり、日々の経過とともに変化していく「動的な計画」です。

このサプリメント作戦でカンジダ菌を完全に排除できたのかも現時点では不明です。今後、報告に値する進捗があり、時間が取れれば参考情報としてご案内していく予定です。

私が試したサプリと腸内環境ケアの位置づけ

※以下は海外の一般的知見と私の体感をもとにしたもので、特定の効果や改善を保証するものではありません。安全度は「医薬品のリスクを10とした場合の、私の主観的な目安」です。

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サプリリスク度
(主観)
一般的な
知見
私の体感
①セラペプターゼ6海外ではタンパク質分解酵素として、バイオフィルムや炎症対策に用いられることがある慣らし期から使うと、頭皮や顔のムワッと感が減りやすかった
②NAC
(N-アセチルシステイン)
5抗酸化・肝臓サポートの栄養素として知られる甘い飲み物の習慣をやめた後、NACで朝の重だるさが軽くなった
③オレガノオイル7海外の栄養療法で菌バランス調整に使われる体感が強く、数日でお腹の動きや便臭に変化を感じた
④活性4食品由来の吸着材として、不要物質の排出補助に使われる外食続きの後に使うと翌日の体の軽さが違った
⑤プロバイオティクス3善玉菌を補給するための食品・サプリ便通と肌感が安定
⑥ビタミンC2抗酸化・粘膜修復に関与する栄養素継続で肌荒れが減った実感
⑦ビタミンB群2代謝・解毒酵素の補助因子として重要疲れやすさが軽減し、集中力が保ちやすくなった

頭と髪の臭いタイプ別の応用方法(頭髪異臭君・頭皮脂君)

・頭髪異臭君(冬型):頭皮ケア先行+腸内ケアで再発防止

・頭髪異臭君(通年型):頭皮ケア先行+(1~2週間効果を感じなければ)+腸ケア+頭皮ケア

・頭皮脂君:腸内ケア単独でも好転体験しやすい傾向あり

腸内ケアの安全性と費用感

・個人輸入や高容量サプリは品質確認と自己責任が必須

・検査+サプリ代で月数千円〜数万円、精密検査や通院込みで総額数十万円近くになる場合も

・継続可能な範囲で優先順位を決めることが大切

まとめ

・腸内環境ケアは、頭皮・毛髪臭の好転体験の「土台作り」です。

・外側のケアと組み合わせることで相乗効果が期待できます。

・自分の生活スタイルや体調に合わせて、無理のない計画を立てることが回復の近道かもしれません。

腸内のカンジダ菌は一般的に糖質(甘いもの)を好むとされており、増殖すると甘いものを欲する傾向につながる場合があります。これは「腸脳軸」と呼ばれる腸と脳の相互作用の一端で、腸内環境の状態が食欲や嗜好に影響することが知られています。そのため、甘いものを断つことは思っている以上に難しく、強い意志や工夫が必要になる場合があります。

ステップ1ステップ2ステップ3
冬型の私の場合ケトコナゾール
頭皮3週間塗布
腸内ケア 
通年型ケトコナゾール
頭皮2週間塗布
変化なければ
①血液検査(精密)
②尿有機酸検査
オーソモレキュラー療法
栄養療法
統合医療

免責事項

本サイトの内容は、筆者自身の体験や調査に基づく情報提供であり、医師や専門家による診断・治療に代わるものではありません。また、特定の医薬品やサプリメント、個人輸入サイトなどを斡旋・販売する目的は一切ありません。

筆者は「頭や髪の臭い」に悩む当事者として、研究的な観点から記録・整理を行い、同じ悩みを抱える方の参考になればと考えています。なお、参考情報の探索にはChatGPTなどのAIツールを活用する場合もありますが、その有用性は利用方法に左右されます。

本サイトの情報やAIツールを含む参考情報の利用はすべて自己責任でお願いします。効果や改善を保証するものではなく、体調不良や症状が続く場合は必ず専門の医師にご相談ください。