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1日髪洗わないと臭い!臭くならない洗い方②

<頭皮脂君編:第1部・第2章>

1日髪洗わないと臭い!臭くならない洗い方【第1弾:頭皮クレンジング】

さて、第1章に続き、この第2章も頭皮と頭の洗い方についてです。この章から入られる方は、片手落ちになるので、前の章もご一読下さい。先ずは、意識から変える必要があります。その意識が変われば行動も変わり、行動が変われば結果も変わります。

因みに、『頭髪異臭君』(頭皮というより髪が臭くなる悩みの方)は第の記事内容が合致しています。

さてさて、つい5年ほど前まで、私は「頭皮クレンジングって、知らない、何?」という感じでした。

頭皮クレンジングとは、シャンプーとは別の手法で皮脂を取り除くものなのですが、ご存知ない方もいるかもしれませんので、ご紹介します。

また、頭皮が臭い匂いに悩まれている方にとって、結局、お風呂で一体何を目的にしているのかと言えば、臭い匂いの元凶となる、汗と皮脂を落とし切ること、に尽きるかと思います。第1章でもご説明しましたが、特に、皮脂は本当に落ちにくいので、以下の通り、皮脂を取り除く2段構えの手順を踏むべきです。

頭皮と髪の洗い方①【頭皮クレンジング】=油同士の親和性を利用

クレンジング剤の主成分は、界面活性剤も入っていますが、基本的には油であり、匂いの元凶となる皮脂も脂です。つまり油と脂は、親和性があるという性質を利用して、油を使って脂を落とすことが出来ます。

頭皮と髪の洗い方②【市販のシャンプー】=活性剤の乳化作用を利用

皆さん、中学校理科で習ったかと思いますが、水と油は分離してしまう性質があるので、皮脂を水では落とせません。ただ、シャンプーの主成分である、界面活性剤の乳化作用を利用することで皮脂を落とすことが出来ます。

尚、頭皮クレンジングのすすぎは、この後にシャンプーと十分なすすぎ2~3分が控えていますので、それほど時間をかけなくても良いです。

頭皮の臭い匂いを消す!臭くならない、おすすめの頭皮クレンジング(ホホバオイル系)

頭皮クレンジングのやり方や、おすすめの市販品は、「無印良品:マイルドオイルクレンジング」や「b-exPure Natural 頭皮すっきり クレンジング」ですが、詳しくは以下、おすすめの頭皮クレンジング、をご覧ください。

1日洗わないと髪臭い!臭くならない洗い方【第2弾:市販シャンプー】

いよいよシャンプーの登場です。

私は、実は湯舟につかりながらクレンジングやシャンプーをします(笑)。勿論、洗い流す作業は浴槽を出てからです。

頭皮と髪の匂いを取る、臭くならない決め手!【シャンプーは泡こそ命】

さて、シャンプーですが、先ず私の場合、シャンプーを手のひらに取り、両手を合わせて、高速で上下に擦り合わせて、なるべく泡立つようにします。まるで、高速でお経を唱えるかのように、シャカシャカ(釈迦釈迦)やります(笑)。

この泡が、皮脂を落とす鍵です。第1章でも少し触れましたが、毛穴をダイレクトに洗うことを妨害してくるのは髪の存在です。この髪をうまく避けて毛穴の皮脂を落としてくれるのが、大中小のサイズが入り混じった泡なので、泡こそ命なのです。シャンプーしても、泡立っていないほど、皮脂は落ちていない、とお考え下さい。下準備である、予洗いや頭皮クレンジング等をしっかりやるほど、また釈迦釈迦するほど、泡立ちが良くなるはずです。

次に、シャンプーを使った具体的な頭の洗い方は、両手10本の指の腹を使ってモミモミします。

シャンプーマッサージの時間はどの位でしょうか?5分くらいやっているんでしょうか?とにかく、頭皮全体を十分カバーできて「よっしゃ、OK!」と思える状態になったら、終了です。「よっしゃ、完璧!」にすると、いつまで経っても終わらないです(笑)

頭皮と髪の匂いに効く!臭くならない、おすすめの市販シャンプー

尚、悩み多き私が今まで使用したシャンプーは多いのですが、おすすめできる市販品は、「ライオン:オクトシャンプー」や「ロート製薬:デオコ スカルプケア シャンプー」ですが、具体的なシャンプーのやり方含め、詳細は以下、おすすめのシャンプー、をご覧ください。

ご紹介させて頂いた、おすすめのクレンジング2つとシャンプー2つから、ご自分なりの良い組み合わせを探って頂ければと思います。

ただ、事前にハッキリお伝えしておきますと、シャンプーやクレンジング1択では、『頭皮脂君』で悩まれている人は解決には不十分です。結局、シャンプーやクレンジングは、表面的かつ部分的な処置にしか過ぎず、問題解決には、もっと、本質に迫る必要があります。

頭皮と髪が臭くならない洗い方【十分なすすぎ2~3分】

シャンプーの後、注意が必要です。

よくありがちなのは、「『頭皮脂君』は後々ニオうから、なるべくシャンプーの良い香りを残しておきたい」という思いで、すすぎを不十分にすることです。私としては、匂いの元凶である皮脂やケミカル物質の残留の点で、賛成はできません。2~3分はすすいで欲しいのです。

頭皮と髪が臭くならないクロージング【風呂上がりのドライヤー】

頭皮が臭いのは洗えていない!ドライヤーの乾燥時、頭皮が臭い始めている女性の原因考察

さて、時々私もネット検索で、悩んでいる方のQ&A系のサイトで、Qの内容を拝見するのですが、とある女性の投稿「お風呂後の、髪をドライヤーで乾燥させている状態から、既に頭皮が臭い始めて悩んでいるので、何か良いシャンプーなど教えてください」という情報を目にしたことがあります。

これは、シャンプーの種類以前の問題です。

既にご説明させて頂いた「理想的な入浴の手順」

①予洗い(1分)

②湯舟に浸かる(10分~15分)

③頭皮クレンジングとすすぎ

④シャンプーと十分なすすぎ(2~3分)

に従って頂いている場合、考えられるのは、次の2つです。

①頭皮の、洗えていない場所がある

②頭皮の、洗っている時間が足りない

自分の実体験から言っております。

髪を乾かすドライヤーは、終盤まで温風、閉めは冷風により頭皮の匂い対策になる

お風呂後は、濡れた髪の水分をタオルで簡単に拭くだけでは不十分です。私の経験上、やっぱり、『頭皮脂君』に不利に働きます。必ず、ドライヤーで完全に乾燥させ、お風呂後は、お風呂前とほぼ同じ乾燥状態に戻してください。結構というか、かなりしっかりやらないと同じになりません。また、温風と冷風をうまく自分に合うように、切り替えても良いかもしれません。

因みに、私の場合、最初と途中までは温風、最後は冷風で閉めます。なぜでしょうか?

皆さん既に学校で習っていますが、飽和水蒸気量です。詳しくは、以下、お風呂上がりのドライヤーのコツ、をご覧ください。

臭くならない頭の洗い方【その他】

頭皮の匂い対策① 夜風呂より朝風呂が圧倒的に有利

ここ数十年、朝風呂派です。

夜にお風呂に入ると、次の日の特に午後から『頭皮脂君』が気になり始め、周囲の人やその反応も気になり、集中力も低下、自分のパフォーマンスも明らかに落ちるので、毎朝、お風呂に入り、完璧な状態にしてから外出します。

私の場合、結婚前から朝風呂スタイルなので、相方には文句も言われませんでしたが、これから夜風呂から朝風呂へ変更される場合、そのご家族の持つ固有の生活リズムもあり、パートナーや親御さんもいる為、そのハードルは低くないかもしれません。何とか工夫してみて下さい。

頭皮の匂い対策② 短い髪の方が有利

全般的に言えることですが、長い髪よりも短い髪の方が、匂い対策には何かと有利と思います。髪は非常に表面積が大きいため、長い髪であるほど、匂い物質の吸着や汚れが付着しやすく、それを落とすための工数や時間がかかるためです。

顔の皮脂臭におすすめの石鹸

『頭皮脂君』にお悩みの方は、「顔」からの匂いに悩まれている方も多いかと思います。そういった方におすすめの市販品が、薬用石鹸「ミューズ」です。「オパシーデオソープ」も良いですが、コスパ最強は「ミューズ」です。

頭皮が臭い!脂っぽい皮脂を悪者扱いの立場

因みに・・・

私は、匂いの直接的・間接的要因として、汗のほかに特に皮脂、オイリー皮脂を悪者のように扱っている前提で話を展開しています。

よくネットで見かける一般論として、皮脂や皮脂膜は、外部からの有害物質の侵入を防御したり、体内の水分蒸発を保護したりするバリア機能があり、皮脂を取りすぎると、逆に皮脂の過剰分泌を促し・・・云々。

一見、文章としてロジカルに聞こえますが、現実問題、それが本当なのか、私としては懐疑的です。

「平常時からどんだけ薄膜オイリーの前提なんだよ」と。

ただ、世の中には色々な体質の方がおられ、その体質に基づくご自分の意見を展開される立場も、その人にとってそれが事実であるため、尊重すべきでもあります。ただ、私は、今『頭皮脂君』で、頭が臭い匂いで悩まれている方に対してのみ話をしており、私を含めた『頭皮脂君』が直面する課題は、頭皮の匂いを軽減することなので、本当に悩んでいる経験者同士でしか、その賛否を判断できない一面もあるかと思っています。

私は、事実として『頭髪異臭君』や『頭皮脂君』を経験し、実体験の生の情報を、私の悩みに近い体質や症状の方に向けて発信しております。

詰まる所、私としては、洗髪において皮脂は取れるだけ徹底的に取るべき、の立場です。皮脂の過剰分泌は、この取れるだけ取ることによる乾燥が本質的な原因とは思えないのです。また、取れるだけ取ろうという意識ですら、多少は毛穴に実際に残っている実体験から言っています。

頭が臭い!汗を抑える一般的な制汗成分

『頭皮脂君』の匂いの間接要因として、皮脂のほかに汗があります。汗の一般的な抑制成分には、以下4種類がありますが、詳細は、以下、脇の下用ですが匂い軽減ができるかもしれない成分、をご覧ください。

①塩化アルミニウム ②クロルヒドロキシアルミニウム ③パラフェノールスルホン酸亜鉛 ④ミョウバン

この章のまとめ

『頭皮脂君』の方の悩み解決に向け、土台となるべく、「私が考える頭の洗い方」からご紹介しております。皮脂除去の2段構えとしてのクレンジングとシャンプーのご紹介、すすぎとドライヤーの重要性、朝風呂をおすすめしています。また、頭皮の匂いに悩まれている方は、顔面皮脂臭も併発するケースも多いので、対処法もご案内しています。尚、世間一般で言われている「皮脂を取りすぎると逆に皮脂の過剰分泌を促すからほどほどに」という見解は、匂いに悩む人間として否定的立場を取っています。