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【体験談①】冬になると髪や頭が臭い!冬の髪の匂いを軽減した私の知見

冬は髪が臭い!冬の髪と頭の嫌な匂いを体験するイラスト

 <頭髪異臭君編:第2部・第1章> 

まず、明確にしたいこと

お読み頂く前に、まず明確にしたいのですが、あなたのお悩みは、以下、どちらでしょうか?

① 一般タイプ
(10人に2~3人)
冬に「頭皮」が臭くなる悩み
② 特殊タイプ
(1000人に1人)
冬に「髪や頭」が臭くなる悩み

上記1の方は、この記事は特殊過ぎるので合致せず、当サイト第1部が合致しています

上記2の方は、この記事(第2部)が合致しているので、ご自分の悩みと照合しながら読んで頂ければと思います。

少し分かりづらいので、私が体験した、頭が臭い2種類の症状を以下の通り整理します。

頭が臭い分類表

冬に髪や頭が臭くなる【私の症状】

イラスト動画

・私は、中学2年(13才)から、48才までの35年間、頭の臭い(頭皮というより髪や頭が臭い)に悩み続けました。

・私の場合、夏はまったく問題なく、冬のみに発症する、非常に特殊な症状です(人によっては春のみ)。

・この臭いは「〇〇の匂い」と適切な言葉で断定するのが難しいのですが、とにかく、良い匂いではありません。

冬の外に出ると髪や頭から匂いが発生しますが、家の中で一日過ごせば匂いはそれほど問題にはなりません

・また、数十分、時間が経つと、匂いは自然と消えたり、雨の日は比較的匂いが抑えられる不思議な一面もあります。

・若い頃は、どちらかというと髪だけひどく臭くなる症状でしたが、年を重ねる毎に、頭皮もあわせて臭くなる症状に移行したような印象もあります。

・冬と言っても、実際には秋口の9月下旬くらいからスタートし、3月くらいまで、自分の頭の臭いのことが気になります。

・「あぁ、またこの嫌な冬の季節の到来か」とテンションもダダ下がり、自分の頭のひどい匂いが周囲の人にバレないようにする、悪戦苦闘の日々がスタート。

・この冬に髪が臭くなる症状は、私に35年間、毎年欠かすことなく、定期的に、規則正しく、確実に訪れました。

・この冬の髪の臭いは、個人的に耐えられず、もう勘弁して下さい、参りました!降参です!!とうんざりするほど。

・この冬の髪の臭いが酷い時には、「何じゃ、このニオイ!ひょえー!!」と思うほど。

・この冬の髪の臭い対策は、基本的に、何をやっても解決できないほど難しい。

・冬の季節、メンタルが崩壊しつつある中でドラッグストアに足を運び、色々なシャンプー、ヘアケア商品を購入して試しに使用してみては失望の連続。

・サプリも色々試し、頭皮マッサージ系も色々買ってやったものの、私にとっては効果なし。

・唯一の救いは、冬を中心にした1年の半分(10月~3月)は地獄ですが、残りの半年(4月~9月)は気にもならない点。

・この冬の髪のにおいの、悩み解決に対して、ネット上のうんざりする原因や対策例は以下4つで『頭皮脂君』向けです。

 ①使い勝手が良く的外れなもの(睡眠不足、運動不足、食事のアンバランス、ストレスなど)

 ②シャンプー関連(シャンプー手順や不適切な種類の使用、すすぎ不足など)

 ③頭皮や髪の構造関連(キューティクル傷つき、縮毛矯正、頭皮の乾燥など)

 ④最もらしく聞こえるもの(紫外線、排気ガス、枕カバー洗濯、自慰行為、ホルモンバランスなど)

・皮膚科に行き、病院内で待たされた後なので、冬の髪の匂いが消えてしまったものの、勇気をふり絞って説明しても全然理解されず、最終的に出された処方箋も、残念ながら私には効果なし。

・一体全体、もう誰にこの悩みを相談していいのか、親にも友達にも相談できず、死ぬまでこの匂いに悩まされる人生かと絶望。

・周囲に、この自分と同じ症状で悩んでいる人が居ないほど、希少性は高いです。

・冬に外のスポーツで汗をかいても、教室で屈託なく自由に笑っていられる周囲の人間を心の底から羨ましく思いました。しかも、自分以外のほとんどがそうなのであります(なってこったー!)

・私は、この冬の季節に髪が臭くなる独特の症状を、便宜上『冬・外気・頭髪異臭君』と呼んでいます。

・尚、実際には、春の季節(3月~5月)にも発症する方もいるので、いわば『春・外気・頭髪異臭君』であり、さらに、季節を問わず外に出ると髪が臭う1年中タイプの方もいるので、これらをまとめて、便宜上『頭髪異臭君』と呼ぶことにします。

冬の季節、髪や頭に変な匂いが付くような、同じ症状に悩む【私の仲間との遭遇】

<冬の季節、初出社の翌日に会社に来ない『頭髪異臭君』のOLさんと遭遇>

冬にオフィスで挨拶する髪の長い女性と男性達

・冬の季節、途中入社で入って来られた30代のOLさん、初日なので、スタッフに誘導されながらデスクの島ごとに座っている社員に丁寧に頭を下げながら、初日の挨拶回りをされていました。

・私の所に来て、おじぎをされ、長い髪が垂れ下がり、頭を上げられたその直後、「モワン」と漂う、冬独特の匂いに遭遇しました。

・明らかに、頭皮が臭くなる『頭皮脂君』の臭いとは違うのが、その性質から分かります。

・小綺麗にされている容姿で、さらに女性だから、より一層、気の毒です。

・そのOLさん、初日のみ出社で、次の日からなぜか2度と会社に来ず、周りの皆さんは不思議に思っていましたが、私にはその理由が、悲しい『頭髪異臭君』のせいだろうと、容易に察しがつきました。

「働く」という前向きな意欲があるにも関わらず、制御不能な臭いのせいで、人間の活動さえ制約されてしまう事は、どんなに悲しく、どんなに不幸なことかと、胸が傷みます。

冬に髪や頭が臭くなる方の【ネットでの現状】

皆さんに、先ずご理解頂きたいのは、冬になると髪や頭が臭くなる『頭髪異臭君』の症状は、非常に特殊な症状のため、周囲の人にその症状を説明したり相談したとしても、悲しいことに、殆ど理解されないと思います。その実態が垣間見えるのが、ネット上のQ&A系のサイトでもあります。どれほどミスマッチを起こしているか、以下の通り、事例を見てみましょう。

【事例1】

<質問:12月の冬の時期、男子学生による質問>

冬に男子学生が家の外で立っている後ろ姿

・冬に、外に10分居るだけで、髪に変な臭いが付きます

・寒くなるほど臭うので遊びにも行けません。

・困っているので、ヘアコロンではない対処法を教えて欲しいです。

<ベストアンサー>

・頭皮が臭くなる原因は、洗い方や食生活の乱れなので、それを見直す。

・髪が臭うのは、キューティクルに匂いが入るため。

<著者のコメント>

・私も同じ症状を経験しているので理解できますが、ベストアンサーは間違っていると思います。

・『頭髪異臭君』の典型的な症状です。

・それが判別できるキーワードは「冬」「外」「頭皮ではなく髪に臭いが付く」「変な臭い」「寒くなるほど臭う」

・この症状のメカニズムは、頭の洗い方や食生活、キューティクル等の構造的な問題とは思えません

・この男子学生は、回答が予想される「ヘアコロン」は効果がないことを知っており、事前に釘を刺しています。

・このベストアンサーの路線では、ほぼ問題解決には至らないと思います。

【事例2】

お医者さんとやり取りができるとあるサイトでは、権威あるお医者さんにも中々理解されにくい現状があります。

・質問「冬の季節のみ、頭が異常に臭くなるのですが、どうすれば良いでしょうか?」

・医師「皮脂の匂いではないですか?(皮脂分泌が多いのでは?)」

・医師「髪は毎日洗っていますか?」

<私から補足>

皮脂の匂いとは全く違います。頭をどんなに洗っても、冬になると発症する、この特殊な症状は、自力での匂いのコントロールが一切出来ないと思います。

また、美容院等の美容関係者に相談しても、理解されにくい症状なので、一般的な症状である『頭皮脂君』に対するアドバイス(頭の洗い方、乾かし方、おすすめのシャンプー、クレンジング剤、の紹介)を受けるかと思います。要は『頭髪異臭君』向けではないのです。

【ネットで空回りしてしまう理由】

・冬に髪や頭が臭くなる『頭髪異臭君』の症状そのものが摩訶不思議なので、経験者同士でないと会話が成り立たず、一般人からは理解されにくいです。

・この発症者は1000人に1人程度の希少性の高さで、999人は未経験者なので、そもそも人数も少なすぎます。

・この問題解決の難易度が高すぎて、希少性の高い経験者に出会えたとしても、ほぼ解決策に辿り着けないと思います。

・この特有の匂いは、頭皮が臭くなる『頭皮脂君』とは違い、過去に嗅いだことが無い匂いのため、的確な言葉として表現するのが難しいです。

・これらのことから、未経験者には全く理解されず、コミュニケーションそのものが空回りします。

髪のニオイの悩み解決に向けて

何故、この悩みは解決できないのか?

私はこの問題を大幅に軽減するのに35年かかりました。解決できない理由として以下2つあるかと思います。

①社会そのものが『頭髪異臭君』の存在すら認識できていないのが現状

②個人で突破するには問題の難易度が極めて高い

医療関係者やシャンプーメーカー、ヘアケアメーカー、美容関係者、一般人が、この症状を聞いても、希少性も高く、摩訶不思議な症状でもあるため、理解できないと思います。

また、『頭髪異臭君』は、人に隠したいコンプレックス系の症状です。なので、社会そのものが希少性の高い『頭髪異臭君』の存在すら認識できず、解決を目指そうという機運にもつながりません。一方で『頭髪異臭君』の個人個人はそれぞれの生活の中で、今でも悩み苦しんでいる状況。これが社会全体の構図で、仮に人に打ち明けても、全く理解されない症状のため、「強迫観念では?」「自臭症では?」という結論を出されてしまう、悲しい一面もあります。打ち明けることが出来たとしても、本当に信用できる人間にしか伝えられない、悲しい症状かもしれません。

原因は、外気がトリガー

この『頭髪異臭君』のトリガーは、外気です。外に出て、特に風に当たると、室内に入った瞬間に不快なニオイが発生します。特に自転車で移動した後は、外気をいっぱい受けるので、その分、不快なニオイが強くなります。

この症状は、非常に希少性・秘匿性・解決難易度が高いので、積極的に情報発信し、情報共有し、各方面の専門家のご協力を頂きながら、科学的・医学的にメカニズムの解明をすすめ、最終的に解決に結び付けたいと考えています。